ビフォー/アフター

ワックスがけ1

端境期(はざかいき)とは、古米と新米が入れ替わり始める時期をいいます。

一般的には9~10月を指しますが、九州の早場米はもう収穫されていますし、千葉県のお米も夏休みの終わりごろには出回り始めますので、当店にとって8月末~9月頭が「端境期の始まり」になります。

  

収穫期をこれから迎える東北地方への産地視察などがあり、お米の仕入れ担当者はソワソワしているのですが、私は別の理由でソワソワします。毎年、この時期を狙ってワックスがけをするからです。

 

ワックスがけ2

店頭に並ぶお米の一部が完売する上、新米が入る前なので玄米袋が少なく移動が楽であること。

台風が発生しやすく天候が荒れやすいため、来店するお客さんが少なくなること。

この2つの理由から、床の汚れを落としてワックスをかけるには最適なタイミングなのです。

 

 

今年も天気予報を見ながらスケジュールを立てて、南の扉前からチョコチョコと作業開始しました。薬剤で汚れを落とし、水拭きしてからワックスをかけ、うちわで扇いで乾かし、もう1回ワックスを重ねると、古い床でも表面のデコボコが隠されてツヤツヤになります。掃除は得意ではないのですが、床がきれいだとやっぱり気持ちがいいです。

 

冬仕事ならぬ夏仕事を終えたので、新米の入荷が待ち遠しくなりました。