店頭にある小型精米機の中はこんな構造になっています。
中央にある六角柱のパンチング材は「アミ」と呼ばれ、この中にある羽(軸)が回ることでお米同士がこすれあい、胚芽とヌカが取れて白いお米(精白米)になるのです。
この精米エリアにあるアミを外し、ヌカや小米(割れて挟まったお米)を開店前にささっと掃除するのが私の仕事です。
精米機のマニュアルには「この精米エリアは月に1度の掃除で十分」とあるのですが、空気が乾燥するせいなのか新米になるからなのか、11月頃ぐらいから羽(軸)の穴がヌカで目詰まりするようになります。(お米のヌカは通常サラサラしていますが、油分を含んでいるので、精米機の中の一部分では粘土のように固まります。)
この穴の部分は「詰まらないようにして下さい」とマニュアルにあったので、季節によっては週2回の掃除を3回に増やそうかと考えています。