さがびよりの二番穂(刈り取り済み)です。
まだ茎が青い状態ですが、どんなものかなと籾を開いてみました。
黒く色のついた籾と、普通に膨らんだ籾の比較です。(二枚目の写真)
その玄米がこちら(三枚目の写真。上三つが黒く色がついた籾から出た玄米です)
黒く色がついた籾は不稔ばかりでした。中が空っぽなのです。実があるものも青未熟や白くなったお米で、やはり正常な状態とは違いました。
では普通に膨らんだ籾はどうだったかといいますと・・・見た感じは普通なのですが、ヌカ層が薄い気がします。ややぬか色ですが、白米のように透明感があり、小粒でした。
稲として生きているところを早刈りしたので成熟しきれていないのでしょう。(正しくは落水の後、田んぼ内が乾いてから刈り取りますので。)
そんなさがびよりの三番穂ですが(これを三番穂といっていいのかどうか・・・)暑さでぐったりしていた葉が持ち直しております。
細くて頼りないながらも、分げつしていて、稲のしぶとさを感じました。
今年は9月も暑いようですので、この先うまく育てばまた稲が刈り取りできると思います。楽しみです。