お米らしい姿になってきた「森のくまさん」です。
よく観察してみると、葉のあちこちに卵があり、幼虫が発生していました。
土も養分も少ない中で育つバケツ稲は貧弱なので、この幼虫が三匹もいたら、すべての葉をムシャムシャ食べられて丸裸になってしまいます。
幼虫たちの食欲おそるべし、です。
なお、生産地の田んぼの場合はクモ・スズメバチ・カエル・トカゲ・コウモリたちが、こうした虫を食べてくれます。田んぼの守り神ですね。
しかし当店には小さなクモしか来ませんので、ピンセットで幼虫をつまんで取り除きました。
(クモにとって大きすぎる餌は捕食対象にならないようです。巣にひっかけてあげても、まわりの糸ごと切って餌を落としてしまったり、クモ本人が驚いて逃げ出してしまいます。)
ひとふさ持ち帰って拡大撮影してみましたが・・・猛暑のせいなのか、実が出来てないようです。
(老眼がすすんでいるので、一生懸命見ても、よく見えないのです。トホホ。)
他の茎からも出穂していたので、それがどのように育つか観察して行きたいと思います。