高温障害米

高温障害のご案内シール

北陸(日本海側)で作られた平地部の新米が続々と入荷してまいりました。

今夏の異常な高温・降水量の少なさは様々な農作物に影響しておりますが、当店で扱うお米も例外ではなく、高温障害という形で現れております。

特に水不足が深刻だった新潟県では、一等米の割合が例年に比べて少ないとのこと。ほとんどが小粒で白化した三等米になってしまったそうで、通常の精米をしたうえで試食してみましたところ、若干柔らかめで淡白な味わいの出来になっている様に感じました。おそらく玄米のヌカ層が薄いため、例年通りの圧力で精米すると削りすぎてしまい、うまみの層が取り除かれてしまうからだと思われます。

高温障害米への対策として、精米機の圧力を微調節して、できる限りおいしい状態のお米になるよう努めてまいります。何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。